残したい　ローカル鉄道 - タヒチかな　ひたちなか

「勝田駅」〜「阿字ヶ浦駅」まで，ひたちなか市内14．3kmを走る
茨城交通湊線。
9駅すべてがひたちなか市内にあり，市街地から田園風景，海岸と
美しく変化に富んだ風景を楽しませてくれるローカル線です。

そんな湊線も，全国の他のローカル線と同じように，
存続の危機にさらされていました。

2005年12月，茨城交通は地元ひたちなか市に対して，
経営状況が厳しいため，2007年3月での廃止の意向を示したのです。

それに対し，市は「湊鉄道対策協議会」を設置し，
維持存続・利用促進・財政支援などについて協議を続けてきました。
また，住民の方も「おらが湊鐵道応援団」を発足し，
利用促進や存続のための活動を始めました。

その結果，2007年9月，
国・県から最大限の支援・補助を受けながら，
市と茨城交通が共同出資し，新たに第３セクター方式の
「市民鉄道」として存続させていくことになったのです。

2008年4月1日からは，新たな会社として生まれ変わる湊鉄道線。

新会社の社名と新社長の募集には，
多くの応募があり，選考が進められてきました。

そして，2月6日（水），ついに新社名と新会社の社長が決定しました。

新社名は「ひたちなか海浜鉄道株式会社」。
そして新社長には，富山県高岡市の第三セクター地方鉄道
「万葉線株式会社」総務課次長の吉田千秋氏が選出されました。

また，市では，今後各駅のトイレ整備や，駅周辺の環境整備により，
快適性を向上させていくとともに，
各種イベントなどを行い，利用増進を図る費用を集めるため，
市民や事業者の皆様からの寄付をお願いしています。

新しく生まれ変わる「ひたちなか海浜鉄道」。

地域が支える「市民鉄道」として運行するため，
皆様のご協力をお願いいたします。

詳しくは，こちらをご覧下さい。
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おらが湊鉄道応援団ホームページ
http://finder.music.coocan.jp/minatrain/

［志］