防波堤の作り方


常陸那珂港には、太平洋の波から港を守る「防波堤」があります。
防波堤はケーソンと呼ばれるコンクリート製の箱をいくつもつなげて作ります。


 写真は、そのケーソンを作っているところです。
(写真右側のコンクリートケーソン


ケーソンの中は仕切りがありますが、空洞になっています。


高さは22メートルで、6階建てのビル相当!
重さは8000トンで、アフリカ象1000頭分以上!!


出来上がったケーソンD.C.L」という凹型の船に乗せて沖へ運びます。
(写真左側の恐竜の絵が書いてあるのが船)


そして、
沖へついたら、D.C.L船を少し沈める
      ↓
ケーソンを海へ引っ張り出す
      ↓
空洞になっていたところに水を入れ、基礎を作っておいた場所に沈める
      ↓
さらに砂を入れ、最後にコンクリートでふたをする
      ↓
ケーソンの設置完了!

となります。



ちなみに、完成後の防波堤(東防波堤)は6000メートル。
日本一長い防波堤です!!

[澤]