ひたちなか海浜鉄道
時間が逆戻りしたかのように田園風景の中をゆっくりと走っていて,どこか懐かしさを感じる
ひたちなか海浜鉄道。
今年4月に第三セクターの新会社設立から2ヶ月が経った
ひたちなか海浜鉄道へインタビューに行ってきました。
インタビューに応じていただいたのは,
4月に就任した吉田千秋代表取締社長です。
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★どうして社長になろうと思ったのですか?
−現在色々な公共交通が廃止に追い込まれています。
そのような公共交通の立て直しを行ってみたいと思ったからです。
そして,以前勤めていた富山県にあるローカル鉄道万葉線で成功を収めた
ノウハウが全国の同じような鉄道でも通用するのか
試してみたいと思ったからです。
★以前勤めていた富山県から茨城県は遠いですが,社長の募集は
どのように知ったのですか?
−以前勤めていた万葉線に旧湊鉄道から視察に訪れて存続問題を知り,
その後,存続問題の事を気にしていたら社長募集をしていること知りました。
★就任前の旧湊鉄道はどのような印象をお持ちでしたか?
−就任前の昨年5月頃に一度勝田駅から乗車したことがあるのですが,
まず乗車して走り出したころは,市街地を通って住宅街も通るのに
なぜ廃線が騒がれているのかと思いましたね。
でも,金上駅を過ぎたころから,田園風景が広がるところを走っているのを
知ってなんとなく騒がれていることがわかったような気がしました。
★新会社設立から2ヶ月が経ちましたが感想や印象を聞かせてください。
−まず,鉄道としてある程度の土壌ができていたことが良かったです。
一から始めるのは大変なので・・・。
おらが湊鐵道応援団や自治会の協力はとてもありがたく
市民と一体となって鉄道運営ができていると思います。
そして,ここ2ヶ月は,昨年より乗客者数がアップしているので,
安心はできませんが少しほっとしています。
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次回も,引き続きインタビューの内容を掲載します。
ひたちなか海浜鉄道(仮サイト)
http://homepage1.nifty.com/ymo/hitachinaka-seaside-railway/index.html