火力発電所見学会を開催しました!


平成21年1月26日(月),27日(火)の2日間,
東海村民,勝田工業高校の生徒を対象に,
火力発電所見学会を開催しました。
この火力発電所見学会は,経済産業省から交付されている
電源立地地域対策交付金」を活用して行っています。
今回見学したのは,東京電力(株)受け持ち区域で石炭火力発電施設のある
常陸那珂火力発電所広野火力発電所の2箇所です。


ここで,簡単に常陸那珂火力発電所広野火力発電所の説明をします。
常陸那珂火力発電所は,ひたちなか地区内の東海村に立地しています。
現在100万kWの電気を出力し,平成25年度には2号機が完成予定で,
合計200万kWの電気を出力できるようになります。
周辺地域の良好な環境を保全するために,
さまざまな環境対策が講じられています。
次に,広野火力発電所は,福島県双葉郡広野町に立地しています。
現在5つの設備があり,380万kWの電気を出力し,平成25年度には
6号機が完成予定で合計440万kWの電気を出力できるようになります。
広野火力発電所でできた電気は,関東圏内に送られ重要な役割を担っています。


見学会では,常陸那珂火力発電所広野火力発電所の職員が
環境に配慮された最新鋭の石炭火力発電の仕組みについて
映像や実験装置を使用しながら説明してくれました。
参加者も熱心に耳を傾け説明を聞いていました。



   常陸那珂火力発電所       広野火力発電所


最新鋭の発電システムを目の当たりにした参加者は,
「先進的な設備で信頼ができた」
「環境への配慮がある施設で,不安がなくなった」
などと関心を寄せていました。


参加者にとっては,普段入ることができない施設内の見学や発電所の仕組み,
環境対策,地域貢献活動など,おおいに勉強した1日となったようでした。


[室]