ステンレス列車ギラリー!


皆さん,この列車みたことありますか。



この列車は,なんとステンレス製気動車,オールステンレスボディーなのですよ。
それも日本初にして最後,つまり,ここにしかなというしろものから驚きです。
昭和35年から昭和63年まで勝田駅阿字ヶ浦駅を結ぶ
ひたちなか海浜鉄道湊線(運行当時:茨城交通湊線)を
走っていました。
役割を終えたステンレス列車は,時を超え,昨年9月に
おらが湊鐵道応援団の手によりギラリーに生まれ変わりました。
(ギラリーは,ギャラリーにしゃれをきかせているとか。)


そんなことで,ギラリーにお出かけ。
ステンレス列車のある那珂湊駅で出迎えてくれたのは,
おらが湊鐵道応援団佐藤団長でした。
佐藤団長の案内でギラリーに行くと,
びっくりするような光景が・・・。
なんと,ドアが手動なんですよ。生まれて初めて列車で手動式の
ドアを見ました。



ドアに驚きながら,さっそく中に入ってみるとなかなか趣のあるギャラリー。
現在は湊線写真展が開催され,2名の方が撮った写真が飾られていました。
その内の1名は,ほぼ毎日湊線の写真を撮っているとか。
毎日写真を撮るのは,日によって違う湊線が見られるからとのことでした。



他にも,昭和57年の阿字ヶ浦駅がにぎわっていた時の写真等が飾られていました。


佐藤団長の話では,
那珂湊地区活性化懇談会から,おらが湊鐵道応援団が生まれた。
廃線の危機にある湊線だけではなく,まちづくり全体を絡めていかなければ
ならないと思った。
応援団で助け合いながら活動を行っている。
現在,湊線沿線の那珂湊二高では,はまぎく応援団,那珂湊一高では,マップ応援団
として,湊線の活性化に協力していただいている。
また,現在ギラリーは,日曜のみ開放しており,展示物なども変えて運営していく。」
とのことでした。


佐藤団長には,色々とお話しを伺うことができ,湊線への熱い思いが伝わってきました。
また,佐藤団長からは,地域ぐるみで活性化として,
乗車証明書を見せると商店街で受けられる特典があったり,
シネプレックス水戸との連携で,湊線定期券や1日フリーきっぷ利用者に対して
映画を割引で見ることができるサービスがあるというお話をいただきました。


ひたちなか海浜鉄道ホームページ
http://www.hitachinaka-rail.co.jp/


おらが湊鐵道応援団ホームページ
http://minatrain.club.officelive.com/default.aspx


[室]