シリーズ「突撃!イベント主催者インタビュー」その1


ひたちなか地区の夏といえばロック・イン・ジャパン・フェスティバル
今年で10年目を迎え,そろそろ先行予約も開始されるので,
主催者を訪ねる突撃インタビューを敢行。


さっそく,企画制作をしている「株式会社ロッキング・オン」を訪ねてみました。
入り口付近には発行している雑誌が並び,広々としたオフィススペースとなっています。
(窓辺からの夕日が最高です!)



出迎えてくれたのは,フェス事業部の次長である辻淳さん。
辻さんは、フェスの開催時期には20日間ほどひたちなか市に滞在しており、
それが何年もつづいているというかなりのひたちなか通です。


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Q ひたちなか地区でロックフェスが始まった経緯は
A ちょうどフェスを開催する場所を探している時期に、
  主催のニッポン放送のスタッフにひたちなか市出身のメンバーがいて
  (昔、海浜公園でデートをしたことがあるなぁなどと思いだして・・・)、
  現地を見に行ったところ、海浜公園では,「水のステージ」でジャズフェスが
  行われていたことや「大草原」といった広大な環境があり、
  それが決め手となったようです。


Q 3日間で15万人が来場するイベントにかかるスタッフの人数は
A 2,000人強です。東京の方で採用して、イベントの際にバスなどでひたちなかに来ています。
  飲食店の方などを入れると3,000人以上です。


Q フェスを開催するに当たって気を遣っていることは
A 宿泊と会場までの交通です。運営面で頭を悩ますのが、駐車場問題です。
  これには会議を何度も開催するなど一番時間がかかります。ひたちなか地区には
  車でいらっしゃる方が多いので、広大な駐車場用地が公園の周りに確保できるのは
  大変ありがたいことだと思っています。


Q いままでで一番印象に残っているエピソードは
A やはり2000年(1回目)の台風ですね。途中で終了せざるを得なかったことは、
  言葉には言い尽くせない思いがあります。
  でもそれがあるから、現在があるとも思っています。


Q 今年は10年目を迎えますが
A これまでどおりのスタンスで頑張っていきたいと思います。
  昨年と違う点は、ステージが一つ増えることでしょうか。
  「砂丘ゾーン」に新しいステージを計画中です。


Q ロックフェスは炎天下の中開催されていますが、
  辻さんは普段から体力作りなどはされているのですか。
A 特にしていません。たまにフットサルをするくらいです。


Q ひたちなかティーンズロックについては、
A とても素晴らしいイベントだと思います。
  優勝グループにロック・イン・ジャパンに出演してもらっています。
  今後も出来るだけ協力させていただきたいと思います。


Q 今後の展望をお聞かせ下さい。
A これからも地元の方の協力、理解を得ながら、継続していきたいです。
  参加人数も会場のキャパシティを考慮しつつ増やしていければと思っています。
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インタビューを終えて、最高の3日間を迎えるためのカウントダウンが既に始まって
いることがわかりました。華やかなステージの裏側をちょっとのぞいた気分です。


今年の先行予約(3日間通し券のみ)は、2月18日から開始しています。
最新情報は、下記のオフィシャルサイトでチェックしてくださいね。
http://www.rock-net.jp/fes/09/index.html


[澤]