J−PARCに行ってきました!
「タヒチかな?」をご覧のみなさん、こんにちは。
今週から2週間インターンシップでひたちなか整備課の皆様にお世話になっている守屋です。
短い期間ではありますが、こちらでブログを更新していきますので
よろしくお願いいたします!
さっそくですが、東海村にある世界最高クラスの研究施設、「J-PARC」に行ってきました。
実は最近まで「J-PARC」が何であるかまったく知りませんでした。
と、いうわけで今回は少しだけ「J-PARC」について説明したいと思います。
最初に分子や原子のお話から。
まずは分子。食べ物から衣服、家具など地球上に存在するものは、
すべて分子というものからできています。
そして、分子を作っているものが原子。
原子の直径は、1cmの1億分の1程度の大きさです。
1cmの1億分の1って想像つきます?
なんと地球を1cmとしたときのリンゴの大きさだそうです。
ものすごく小さいので、
肉眼で見ることはできないし、触ることもできないのです。
ずいぶん小さい世界の話をしてるなあ、と思っていただければOKです。
でも、「J-PARC」では、そんな小さな原子を構成している、
つまり、原子よりもさらに小さな小さな物質を使います。
なんだかすごそうなところですよね!
それでは、「J-PARC」とは何なのか。
一言ではとても言い表せないけれど、
私なりの解釈では、原子から「中性子」という物質を取り出し、
今まで見えなかった未知の世界を見るところ、なんじゃないかなと思います。
人類の文明の歴史は、発見から始まっているのですから、なんか期待しちゃいます。
もっと詳しく、「J-PARC」を知りたいという方は、
ぜひ、ご自身で見学に行ってみてください。
より分りやすい説明をしてくださる職員の方がいらっしゃいます。
ギャグを取り入れたりしていて、ついつい笑ってしまうような説明でした。
なお、見学の申し込みはいばらき量子ビーム研究センターで受け付けています。
また、「J-PARC」を利用したい!
という企業や大学、研究機関の申し込み受付も行っていて、
研究センター内での研究室や実験室を貸したりもしています。
現在では、東大や筑波大、茨城大学、外国の研究員の方々がここを利用しているそうです。
まだまだ部屋は空いているそうなので、研究する部屋が足りない!
という方はここの研究センターを利用してみてはいかがでしょうか?
ちなみに、私的には、ここの1階入り口付近の広報コーナーにある
クロノタッチに大興奮でした!!
なんでも、国内でクロノタッチがあるのはここだけなんだとか。
クロノタッチとはスクリーンに写真が映し出され、
そのスクリーンを手で押すと、押す力の強さにより写真が変化するというものです。
例えば、スクリーンに映ったカブトムシの写真を手で押すと、
中性子で見た体内の様子が見えて、力を弱めると元のカブトムシの写真に戻ります。
ほかにも「J-PARC」の施設が
完成するまでの過程をクロノタッチを使ってみることもできます。
とにかく言葉では説明できないので、実際に体験してみてください!
もっと楽しい話を書きたいと思っていたのですが、
難しい話でいっぱいになってしまいました。
次回は楽しい話ができたらな〜と思います。
それではまた!
詳しい情報はこちらから↓↓
J-PARCホームページ
いばらき量子ビーム研究センターホームページ