水戸八景「村松晴嵐」

みなさん,こんにちは。
さて,前回は父の日にちなんで,干しいも焼酎をご紹介いたしました。
そこで登場した「村松晴嵐」について掘り下げてみたいと思います。

徳川最後の将軍徳川慶喜の父にして,水戸徳川家第9代藩主の斉昭公が,
藩内を巡視した際に,八つの景勝地「水戸八景」を選定しました。
そのうちの一つが「村松晴嵐」です!

ひたちなか地区の近くにある村松山虚空蔵堂の北に,ひっそりと石碑が建っています。
この題字は斉昭公の自筆によるもので,天保5年(1834)に建てられました。
藩内の子弟に自然観賞健脚鍛錬とを図るために設定されたということで,
私も足下に目を向けると,グルグルと螺旋状にお花が咲くモジズリネジバナ)を発見!
しかも,結構たくさん!久しぶりに見て嬉しくなりました。

みなさんも自然観賞と健脚鍛錬を兼ねて,出かけてみてはいかがでしょうか。


ちなみに,先月から東海村観光ガイドさんが村松虚空蔵堂周辺を
無料で案内してくれるサービスが始まりました。
村松晴嵐の碑もコースによって入っていますので,ぜひ利用してみましょう。


また,自然観賞といえば,ひたちなか地区国営ひたち海浜公園では,
6月23日(日)までの間,オオウメガサソウの観察ツアーが開催中。
いつもは立入禁止となっている場所に咲く森の妖精に会えるのはこの時期だけ。
こちらもぜひ参加したいですね!


東海村観光協会
 村松晴嵐  http://www.tokai-kanko.com/study/study_04.htm
 観光ガイド http://www.tokai-kanko.com/?act=event&mode=details&id=1029
国営ひたち海浜公園 http://hitachikaihin.go.jp/


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