TOHOシネマズひたちなか
ブログ閲覧数も3万ビューを超え,ブログとして少しは浸透してきたかなと感じる
「タヒチかな?ひたちなか」
そんな浸透に貢献している企業のインタビューにまた行ってきました。
今回は,広域商業施設の一角にある「TOHOシネマズひたちなか」です。
「TOHOシネマズひたちなか」は,平成17年8月にオープンし,
オープンしてからもうすぐ3年になります。
スクリーン数は10スクリーン(そのうち1つがプレミアスクリーン)あり,
座席数は,全スクリーンあわせて1,678席です。
インタビューに応じていただいたのは,
TOHOシネマズひたちなか支配人の神谷勲さんです。
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♪TOHOシネマズひたちなかのスタッフの人数と来館者数を教えてください。
−働いているスタッフは,60〜70名くらいで,そのうち社員は6名です。
男女比率としては,6:4くらいですかね。(20代〜30代の方が多いです。)
年間の来館者数は,70万人程度となっています。
ひたちなか市の住民が15万人くらいですから,1人が年4回来館しているような
人数でしょうか。決してひたちなか市民だけが来館している訳じゃないですけど・・・。
♪お隣の国営ひたち海浜公園には年間100万人が訪れていますが,
ここも重要な集客スポットですね。海浜公園と映画館に一緒に訪れるのでしょうか?
−おそらく,海浜公園に訪れた方が,そのまま映画館には来館していないと思います。
お客様は日立市や福島県いわき市など,主に北の方から来ているようです。
海浜公園と映画館を併せると,ここの地区はかなりの人を呼べる場所になっていますね。
♪支配人の仕事とは。
−一言で言うと,「経営と運営」です。
経営では,どの映画を選んでどのくらいの収益を見込むのかということを考えます。
そして,運営とは,お客様に気持ちよく映画を楽しんでいただくための体制づくりです。
どの映画を上映するかは支配人と本部で決定し,
タイムスケジュールは支配人が決定しています。
♪TOHOシネマズひたちなかは来館者が多いと聞いていますが?
−ええ,茨城県内のシネマコンプレックスの中では,おそらく一番の集客率だと思います。
要因としては,この地域では,高校生を卒業した方の行動手段は車ですよね。
そうすると,渋滞がなくスムーズに行けるところや,
駐車場がたくさんあって停めやすい所を考えます。
その点で,渋滞もあまりなく,駐車場も広いということで
評価されているのではないかと思います。
また,ここのようにシネマコンプレックスがひとつの建物として独立しているのは
珍しいです。
普通はショッピングセンター内に併設されていますが,独立していることで
「映画館に来る」という雰囲気を味わえるのかもしれません。
外観がビジュアル的に宣伝できるような建物を建設しました。
♪映画はお好きですか(仕事に就いたきっかけ)は?
−この仕事をしているとよく聞かれるのですが,一般的な人と同じで普通だと思います。
この業界では,大好きな人とそうでない人の両極端な人が多いです。
意外に思われるかもしれませんが,上映される映画はあまり観ていません。
実際,上映するものを全部観ていたら仕事になりませんから(笑)
♪今年の夏のオススメの映画はなんですか。
−夏休みに突入するので,ファミリー向けの映画が多いですね。
今夏も「ポケモン」が上映されます。
是非,ご家族で楽しんでいただければと思います。
宮崎駿監督の作品は,世代を問わず人気があります。
7月19日から上映される「崖の上のポニョ」は,館外まで行列ができると思います。
インターネットの予約システムがあるので,それを利用されるのがよろしいかと思います。
♪ひたちなか地区に立地してみての印象は。
−オープン前は,茨城の人はあまり映画を観ないということが不安材料として
言われていたのですが,実際オープンしてみるとさまざまな世代の方が
いらっしゃることに驚きます。あと,年配の方が多く来られるような気がします。
シネコンの建物がひたちなか地区にいらっしゃる際の案内の目印になっているようで
地区に根付いてきたことをうれしく思っています。
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お忙しい中インタビューに答えていただきました。
これからいよいよ夏休みに突入します。
オススメの映画以外にもいろいろと上映されています。
ご家族でこの夏訪れてみてはいかがでしょうか。
TOHOシネマズひたちなか
http://www.tohotheater.jp/theater/hitachinaka/